6割以上が「コロナでデートが変わった」と回答、デートが縮小傾向にあることが判明!
1デートあたりの出費およびデートの回数自体が男女ともに減少傾向にあり、その原因として、コロナはデートの構造を変えるには至っておらず、デートと「外食」が切り離せない関係であることが浮かび上がりました。
以下、個別の調査結果を報告いたします。
調査結果
デートの規模は小さくなっていることが判明!(参考:表1〜2)
デート1回あたりの出費およびデートの回数に大幅な変化があることが判明!(参考:表1)
女性の、デートの「出費・回数」の減少が顕著であることが判明!(参考:表2)
・女性:6割近くが出費が減ったと回答しており、4割以上が「出費も減り、回数も減った」と回答
性別でみるデート費用(参考:表3〜4)
男女ともに、「5千円未満」の増加が顕著である
年齢別でみるデート費用〈20代〉(参考:表5〜6)
男性に大きな変化は見られない一方で、女性では変化が見られる
年齢別でみるデート費用〈30代〉(参考:表7〜8)
30代でも、女性の方が変化が顕著であるが、男性にも変化はみられる
コロナによるデートの変化の実例〈費用面〉
・会う回数は減ったがテイクアウト代が嵩んだ |
・お店に行かず、ドライブデートをするので出費が減った |
・同棲しており、コロナ後はデートを控え、家にいる |
・遠出(旅行)がなくなったので出費が減った |
・給料減のためデート代を抑えた |
・飲食店の時短営業の影響で、酒代が浮いたのでデート代も減少した |
・会う回数を抑える一方で、贅沢なデートをするようになった |
・たまにしか会えないので準備にお金をかけるようになった |
・オンラインデートをするようになり、デート代が減った |
・外出を控え、おうちデートをするようになったのでデート代が減った |
コロナによるデートの変化の実例〈心理面〉
・外でのデートを自粛しているので、気持ちが落ちている |
・会う回数を減らしている分、会える時、非常に嬉しく思う |
・電話が増えたり、お互いの家への行き来が増え、距離が縮まったと感じている |
・電話で話すことは増えたが、中々会えないのでやはり寂しい |
・外でデートするのには若干不安がある |
・普段からあまり連絡をとらないので、会えなくなって関係が悪化してしまい焦った |
・会えないためか、相手を思いやる気持ちが増した |
・恋人候補にたくさん会えなくなったので困っている |
・コロナで決心がつき、結婚することになった |
デートにかける費用の優先度合い(参考:表9〜10)
コロナはデートの構造までは変えていないことが判明!
編集長柏木りさこのコメント
新型コロナウイルスが私たちの日常を一変させてから、1年が過ぎました。
人と人の接触が望まれない世の中では、恋愛は難しいと日々痛感しておりますが、この度の調査結果からも、その難しさが明らかになりました。
日本のデートは食事(外食)が主であることが殆どですが、今日において「食事」を中心にしたデートが難しいことは周知の事実です。
そのため、相対的に会う回数が減ってしまう一方で、会うことそのものの価値を大切に感じる人が増えていることが確認できました。
ワクチンの効果が不透明なこともあり、会えない社会は、数年は続くと予想されており、今後ますます会うことの価値は高まっていくと考えられます。
また、同棲の開始等、会えないを、会えるに変えた層も一定数確認できました。
コロナ離婚が叫ばれる世の中ではありますが、逆に、コロナがきっかけで、お互いの大切さに気付き、距離が縮まるカップルも多いと聞いています。
コロナは負の側面だけに目が向けられがちですが、上記のような決断のきっかけとなる可能性があることも確かです。
この度の調査では、デートの規模が縮小しているとの結果が出ましたが、コロナと恋愛の両立が果たせるような社会を作っていく必要があると考えています。 コロナとの戦いではなく、共生を目指すことが恋愛においても求められていると考えます。
編集長柏木りさこについて
株式会社テックアイエスのメディア事業部マネージャー兼マッチングアプリなび編集長。
メディアの立ち上げから携わり、半年でトップメディアへ成長させる。自身も積極的にマッチングアプリを利用しており、常にリアルな情報を提供しております。
調査概要
◇調査期間:2021年2月22日〜2021年2月24日
◇調査対象:コロナ前・コロナ後どちらでもデート経験のある、20〜39歳の未婚の男女
◇回収サンプル数:549人(男性:267人/女性:282人)
※使用画像はこちらよりダウンロード頂けます。
※本調査を引用・参考される際は、「マッチングアプリなび調べ」とご記載いただきますようお願い申し上げます。