【結婚観】未婚者・既婚者に聞いた「結婚への最短ルート」調査結果を発表

調査結果〈要旨〉

出会いの仕方によって、「結婚のタイミング」の有効なすり合わせ方法は異なることが判明!

「自分と相手の結婚したいタイミングの確認・すり合わせ」に関して、職場での出会いでは「直接聞く」が最も有効であるのに対し、
マッチングアプリ での出会いにおいては「友人に協力してもらう」が最も有効であることがわかりました。

以下個別の調査結果を報告致します。

調査結果〈個別〉

「自分の考える結婚のタイミング」が相手とズレていると感じる人の割合

既婚・未婚ともに「ズレ」を感じる人の割合は多い(参考:表1、表2)

・男性:「ズレを感じた経験」がある人の割合は既婚では女性よりも高い。
・女性:未婚では「ズレを感じた経験」がある人の割合は非常に高い。 
結婚観①結婚観②

〈未婚〉自分と相手とで「思い描く結婚のタイミング」が違うと感じる時期

「付き合ってからしばらく」で「ズレ」を感じる傾向が高い(参考:表3)

付き合ってから半年以内に「ズレ」を感じる人の割合が最も多く、次点が1年以内となっている
結婚観③

未婚男女が抱える「相手の考える結婚のタイミング」の把握に関する悩み

聞き方がわからないが多数(参考:表4)

・「聞き方がわからない」が男女共に60%を超えている。
・次点:男性/「聞いてもはぐらかされる」、女性/「聞くタイミングがわからない」
結婚観④

〈男女別〉「結婚のタイミングの把握・すり合わせ」に有効なアプローチ方法

未婚(参考:表5)

・「直接聞く」が男女共通で最も票を集めている
・男性の方が多い項目:「共通の友人に協力してもらう」「わからない」
・女性の方が多い項目:「間接的に聞く」

既婚(参考:表6)
・「直接聞く」が男女共に最も有効
・男性の方が多い項目:「間接的に聞く」、「共通の友人に協力してもらう」、「結婚への意思確認が似ている場所で出会う」
・女性の方が多い項目:「特に何もしなかった」

〈出会い別・既婚〉「結婚のタイミングの把握・すり合わせ」に有効なアプローチ方法

「出会い」の違いは「結婚観の把握の仕方」にも影響していることが判明(参考:表7)

・職場での出会いでは「直接聞く」が一番多い
・マッチングアプリでの出会いでは「間接的に聞く」が最も多い。
・職場とマッチングアプリの比較で最も差が出たのが「共通の友人に協力してもらう」

マッチングアプリ婚を果たした夫婦にみる「結婚観すり合わせ」の方法

マッチングアプリ「with」で出会い、交際開始1年で結婚した夫婦の例

  男性(20代前半) 女性(20代前半)
交際当時の結婚
スタンス
25歳までに結婚 30歳までに結婚
結婚を初めて
意識した時
初対面 交際後半年
経ってから
結婚をはっきりと
意識した時
長時間一緒にいても楽だと感じることが重なった時  交際後半年経ってから突然結婚したいと感じた

男性側が意識したポイント
・自分の友人や相手の友人を介した出会いの場をできるだけ設けるようにした。
・相手の友人に好印象を持ってもらえるように心がけた。

女性側が意識したポイント
・「結婚したい」と直接伝えるようにした。

柏木りさこ
「友人」を巻き込んだ関係構築は結婚を意識させるのに有効なことがここからもわかります。

​マッチングアプリなび編集長 柏木りさこのコメント

柏木りさこ 左吹き出し

この度の調査は「結婚したい」度合いが、自分と相手とですれ違っている場合、どのようなアプローチが有効かどうかを検証することを目的としておりました。

調査結果では、未婚・既婚で明確な違いが見て取れたものも多く、特に印象的だったのは、男性の方が「間接的」な表現を有効的に使っていたことです。
既婚で「なにもしない」と答えた男性が少なかったことも併せて鑑みると、男性の方が結婚に対する行動意欲が高いことが推測できます。

また、マッチングアプリでの恋愛・婚活においては、「共通の友人」を介するコミュニケーションが重要になっていることがわかりました。
職場や合コンでの出会いは、自分と相手の所属する「共同体」の中から出会いを探すものであるのに対し、マッチングアプリでの出会いは、「共同体」の外に相手を求めるものです。
そんなマッチングアプリだからこそ、「共同体の共有」が意味するものは、他の出会いに比べると特別な意味をもつのだと考えられます。

お互いの関係性が「個」と「個」から「共同体との融合」に変わる時、「結婚」が近づくのだと推測できます。
職場での出会いと同じように、お互いの価値観の一致や共通点の多さが大事だと言われているマッチングアプリでの婚活ですが、「結婚」という観点で見た場合、「共同体の共有」も大切な視点です。

編集長:柏木りさこについて

株式会社テックアイエスのメディア事業部マネージャー兼マッチングアプリなび編集長。
メディアの立ち上げから携わり、半年でトップメディアへ成長させる。自身も積極的にマッチングアプリを利用しており、常にリアルな情報を提供しております。

調査概要

未婚者・既婚者それぞれに調査を行いました。

未婚者に向けたアンケート
◇調査期間:2021年2月12日〜2021年2月13日
◇調査対象:22〜39歳の結婚意思のある未婚の社会人
◇サンプル数:551人(男性275人/女性276人)

既婚者に向けたアンケート
◇調査期間:2021年2月15日〜2021年2月16日
◇調査対象:22〜39歳の既婚者
◇サンプル数:527人(男性264人/女性263人)

※使用画像はこちらよりダウンロード頂けます。
※本調査を引用・参考される際は、「マッチングアプリなび調べ」とご記載いただきますようお願い申し上げます。