Tinderで1,500マッチ、累計だと3,000マッチをした男。タップルは並行して利用し、Tinderとはまた違うノウハウを考え続けている。スワイプ式に慣れた結果、写真からリアルな顔を正確に想像する特技がついた。

僕たちのメディア「マッチングアプリなび」は、マッチングアプリをテーマとした様々な情報をお届けしています。
その編集部員である僕らは毎日、編集長「柏木りさこ」にしごかれながら記事を書いています…。

マッチングアプリなびの信条の一つに「リアルを届ける」というものがあり、それを体現する編集長はこれまで150人以上と出会ってきました。
しかし実はそんな彼女、この仕事に着く前は大のマッチングアプリ嫌いだったそうです。


今では「日本全国民」に向けマッチングアプリをおすすめする彼女。
そんな彼女のストーリーには「現在マッチングアプリに関連した悩みがある人」にとって支えとなる話がたくさんあったので、是非ご紹介していきたいと思います。
Contents


マッチングアプリに悩む女性へ…
①柏木りさこはどれほどのアンチだったのか?
編集長柏木がマッチングアプリなびの運営を始めたのはおよそ3年前。「他に手の空いてる人がいない」という無理矢理な理由で配属をされました。
記事を実際に書き始める直前まで「ペアーズ」も知らなかった彼女。当然偏見も強かったそう。
当時の彼女は「ネットで知り合った男と会うなんてありえない!」というのが口癖だったそうです。
根本的には『アンチ、男』


岡ちゃん:え…。
柏木:いやいや、岡ちゃんのことは嫌いじゃないよ!笑
岡ちゃん:あ、そうですか。よかった。
柏木:なんか色々誤解を生みそうだからちゃんと説明するね。笑
柏木:私「異性を見る目」が嫌いなの。恋人以外から性の対象で見られたり、「女だから」って感じで接したりされるのがとにかく嫌で…。
岡ちゃん:なるほど。確かに僕は「怖い上司」としかみてないですね。
柏木:「怖い」は余計なんだけど!?で、昔はちょこっとだけ「ネットでの出会い」をしたことがあって…ゲームのSNSがあったの覚えてる?
岡ちゃん:あーはいはい。僕ら世代はだいたいやってましたよね。
柏木:それ繋がりで会った人がいたんだけど、そのときに少し嫌な思いしたんだよね。で、そこから「男なんて…」っていう思いはある。男を見る目は今でもめっちゃ厳しいと思う。笑
岡ちゃん:なるほど…。
柏木:そんな経験もあるから「信頼できる人以外の男性と2人で会う」なんてあり得なかったんだよね。ネットで知り合った人なんて信頼できない男性の代表なわけで…。そんな人と会うなんて絶対嫌だったし、会うことになんも意味を感じてなかった。
編集長でありながら『会った人数、0人』


柏木:そのうち自分の記事が「つまんねぇな〜…」って思えてきちゃって。当たり前だよね、経験ないやつが書いてたらリアルな情報が何にもないんだもん。
岡ちゃん:確かに…「実際にアプリを使って記事を書く」のは今やなびの常識ですし。
柏木:そうそう!だから編集長としてね、「会わなきゃダメだ!!!!」とはなったんだけど…。
岡ちゃん:そこから6ヶ月会わずにいた…という話を聞いています。
柏木:そうなの笑。嫌だし怖いし…なかなか踏み出せなかったねー…。

柏木:だけど幸い…なのかな?当時は会社が男社会だったのね。それで私がずっと躊躇してる中、同僚はどんどんアプリを使って会ってたんだ。
岡ちゃん:なるほど。そういえばこの間、社内でもアプリで出会った人が結婚しましたよね。
柏木:そうだね!いい結婚式だった〜!
柏木:で、その同僚たちから「まだ会ってないんですか〜?」みたいに馬鹿にされて笑。
岡ちゃん:あー…なんか想像つく。
柏木:そうすると私負けず嫌いだからさ…。火がついちゃって、「私も会うもん!!」って宣言しちゃった。笑
岡ちゃん:それもさこさんっぽい。笑
※柏木は社内で「さこさん」と呼ばれています。
最初のアポは『張り込みつき』


柏木:同僚の男性が「さこちゃんのアポが終わるまで俺たち残業してるから。会社の近くで会っておいで。」って言ってくれたの。
岡ちゃん:ほう。あの人たちにもそんな優しい一面があるんですね…。
柏木:意外とね笑。「電話くれたら5分でいくから。」って言ってもらって。当時は渋谷にオフィスがあったから、その近辺で約束したんだ!
岡ちゃん:心強いですね…しかもうちの男性陣、割とマッチョだし。

柏木:そそ。だから私は安心して初アポに臨めたなぁ。
岡ちゃん:「アプリのことを話せる友達」ってめっちゃ支えになりません?
柏木:それは本当に思う!私なんか上京組で知り合いも多い方じゃないし…あの環境がなかったら今でもアプリ使ってないかもね…!
編集長柏木はこのように、「まじで嫌!!」という状態からアプリを使い始めました。
ただし「強制的」という側面はあったものの、使い始める環境は恵まれていたように思います。
もし使い始めで悩んでる人は、心を許せる友達と一度相談をしてみるといいかもしれません。
マッチングアプリに悩む女性へ…
②偏見を取り去ったラッキーすぎる初アポ
こうしてマッチングアプリなびをリアルなメディアにするため、同僚の支えの元「初アポ」に望んだ彼女。
彼女のアプリ、そして男性に対する偏見はこの出会いによって劇的に変わったそうです。
『駅ビルのレストラン』で安心


岡ちゃん:え、可愛いって言ってくれる人の方が…。
柏木:「可愛いですね」とか「スタイルいいね」とか言われると、「この人は『人としての私』じゃなくて『女性としての私』から見る人なんだ」ってなっちゃう。
岡ちゃん:なるほど。まぁ…言ってることは分からなくもない…。
柏木:男性からしたらめんどくさいよね笑。ただそんな中で一人だけ、そういうことを全く言ってこない人がいたの。だからその人なら会えるかなーって思ったんだ。
岡ちゃん:なるほど、ちなみに初アポのシチュエーションは?
柏木:仕事終わりだったから夜だったんだけど、相手が予約してくれたお店が「駅ビルの中のレストラン」だったのね。それがすっごい安心で。
岡ちゃん:ほう…。駅ビルのレストランってなんか避けがちだったんですけど…いいんですね。
柏木:明るいし人が多いのからそれだけで本当に安心!初めて会う時の不安が強い女性は、自分からそういうレストランを指定してもいいんじゃないかなぁ。
お相手は『婚活中』の真面目男性


柏木:自分より5歳くらい年上の方で、本当にメッセージ通りの人だった。さっきの話と同じで「人としての私」を知ろうとしてくれるというか…。
岡ちゃん:ふむふむ。
柏木:アプリに限らず男性と会う時って、「自分は女性なんだ」って意識させられることが多いんだよね。初めて会う人はそれがなかった。「婚活中」って言ってたんだけど、下心じゃなくてしっかりお相手探しをしてたんだろうなぁ…。
岡ちゃん:いわゆる「真面目な男性」という方だったんですね。
柏木:そうそう!だから「ネットの出会いで、こんなちゃんとした人にも会えるんだ!」ってすごいびっくりして。
岡ちゃん:それがアプリへのイメージが変わったきっかけですか?
柏木:もちろんそれ以外にも色々あるけど、やっぱり「初めて」って印象に残るよね。いやー、今思えばラッキーだった。笑
初アポのその後はどうなった?


岡ちゃん:あぁなるほど…。
柏木:会社の昼休みに「アポ行ってきまーす」っていう状態だったからもう。昼と夜で別の人と会うのもザラだったなぁ…。
岡ちゃん:どハマり状態ですね。
柏木:そうだなぁ…。うん、どハマりだったと思う笑。

柏木:もちろん「メディアのために会った経験を積まないと!」っていうのもあったけど、それだけじゃあんなたくさん会えなかったと思う。
岡ちゃん:ちなみに聞きたいんですけど、通算すると何人くらいにあってるんですか?
柏木:えーーー…150人?
岡ちゃん:なー負けた!さすがですね…。
柏木:いやでも、今「マッチングアプリ専門家」みたいな感じで出てる人に比べたらまだまだ少ないと思う。これからもっと会っていかないとね!
岡ちゃん:柏木は…アプリ女四天王でも最弱…
柏木:アプリ女四天王って何?
柏木がアプリにはまっていった背景には「初めて会った人が真面目ないい人だった」というラッキーな状況がありました。
実際、マッチングアプリへの評価は「どんな人に出会ったか」で強く左右されるところがあります。
初めて会った人が嫌な感じだった…そういった方ももう少し粘ることでいい出会いができるはず。
一度いい出会いができると、そこからアプリの出会いが楽しくなってきます!諦めないで!
マッチングアプリに悩む女性へ…
③私の思うアプリの正しい使い方
「ラッキーな初アポ」によって一転、アプリにどハマりしていった柏木。
多数の人と出会いを繰り返した彼女に、「彼女なりのマッチングアプリの使い方」を聞いてみました。
最初のアプリはぶっちゃけなんでもいい


岡ちゃん:なんでそのアプリにしたんですか?今ってアプリもだいぶ増えちゃって、どのアプリから始めるか悩む人も多いと思うんですよ。
柏木:えー、アプリ選びっていうならやっぱり目的別….
岡ちゃん:あーいらないいらない!そういうちゃんとしたやつは別の記事でやります!今聞きたいのはあくまで「さこさんがなぜ選んだか」です。
柏木:なるほどね?
柏木:それでいうとー…ピンクだったからかな?
岡ちゃん:ほう…?
柏木:いやほんと単純!私ピンクが大好きだから!
柏木:読者の方には「コストをかけずいい出会いをしてほしい」って思うから、アプリ選びも色々考えてほしいとは思うんだけど…。ただ、友達とかにすすめる時は「なんでもいいから始めちゃいなよ!」って言っちゃうかもなぁ。
岡ちゃん:僕も実はそっち派です。正直やってみないとわからない部分が大きいというか。
柏木:そうだよね!「ピッタリな相手を探す」前に、「オンラインで出会う」ことに慣れるステップが必要だと思う。
岡ちゃん:アプリに抵抗感ある人だと尚更ですよね。
柏木:実際他のアプリを楽しんでる人たちも「友達が使ってたやつ」「とりあえず広告で出てきたやつ」みたいなのから始めて、そこからアプリを色々選び始めた気がするなぁ…!
『私ルール』を1個だけ決める


岡ちゃん:不思議なんですけど、さこさんって馬鹿みたいにお酒強いじゃないですか。お酒弱い人が飲まないようにするのは分かるけど…。
柏木:飲みすぎちゃって…っていう失敗は確かにしないけど、お酒飲まないのはそのためじゃないかなぁ…。

柏木:実は初アポがうまく行った後の会いまくってた時期は、どこか調子乗っちゃってた部分もあってさ。
岡ちゃん:ほう…今や「アプリに遊ばれるな、アプリで遊べ」をスローガンに掲げるさこさんが…。
柏木:それ言ったことある?笑
柏木:実は何度目かのアポで、「ガッツリなヤリモク」みたいな人に遭遇したんだよね。めちゃくちゃお酒勧められて…。
岡ちゃん:ガッツリなヤリモク笑
柏木:笑い事じゃないよ!腕掴まれたんだから!ただまぁ相手がベロベロだったから引きずって帰ったけど笑。
岡ちゃん:すいません。けどまぁ確かに嫌な体験ですね。
柏木:そのときに「初対面でお酒すすめてくるひとはやっぱダメだな」ってなって。その時から1軒目は一回も飲んでない!
岡ちゃん:お酒が嫌いってわけじゃないですもんね。こんな動画も昔出してたわけだし。笑
柏木:ねー!やめて!
岡ちゃん:でもそういう自分ルールを作るのは、安全面を考えるといいですね。
柏木:うん!もちろん相手から防御も出来るし、「自分が踏み込みすぎちゃうのを防ぐ」っていうのもあると思う!
岡ちゃん:ほう…というのは?
柏木:すっごいタイプの人が来たりするとさ、流されちゃう…ってこともありえるじゃん?自分ルールはそういうのも防いでくれるんだよね。
岡ちゃん:なるほど確かに…。
柏木:岡ちゃんも作った方がいいんじゃない?自分ルール。
岡ちゃん:うーん…。じゃあ僕はビール20杯までにしておきます。
柏木:ルールないよね。それ。
『新しい』を楽しむ


岡ちゃん:ほら、もともとは嫌いだったわけだし…ヤリモクがいるなぁっていうのも体験してるわけじゃないですか。
柏木:まぁね…でももし今、編集長をやめたとしても変わらずアプリは続けるかも?
岡ちゃん:あ、そうなんですか。意外。
柏木:あ!もちろん今は恋人がいるから使わないけどね! もし別れちゃったら、恋人探しの方法としてアプリは普通に使うかな。
岡ちゃん:さこさんそうさせるのはアプリのどの部分なんですか?
柏木:うーん…。月並みではあるんだけど、「新しい世界に触れられる」ってところなんじゃないかな。やっぱり身の回りにいないような人と出会えるのがアプリの醍醐味だよね!
柏木:「新しいを楽しむ」って言うのかな。もちろん恋愛に臆病になっちゃう気持ちは分かるし、結婚だと「条件」みたいなのを色々決めたくなる気持ちもわかる。
岡ちゃん:真剣度が高い人ほど、ガチガチに縛られるってのはありますよね。
柏木:うんうん。でも、多分自分が思ってるより世界にはたくさんの人がいて、だからアプリは「想像を超える出会い」が本当にあるんだよね。アプリやオンラインの出会いに悩む人は、そういう想像を超えた「新しい」を体験してほしいなぁ…!
マッチングアプリのいい面、悪い面に触れ、自分流なアプリの使い方を編み出した彼女。
インタビュアーの岡ちゃんは男でありながら、たまに彼女のアプリ論を聞き、出会いの参考にしています。
もっともっといい話はたくさんあったのですが、尺の問題で書ききれず…
なびの記事はそんな彼女の考えが散りばめられていますので、よかったらチェックしてみてくださいね!
マッチングアプリに悩む女性へ
④私が「マッチングアプリ使ってみたら?」と言い続ける理由


相談のタイプにも色々あるけど、「いい人がいない」って人には絶対アプリは勧めてると思う。
岡ちゃん:なるほど。インタビュアーとしてあえて難しい質問しますけど、女性がアプリを使うっていうのはやはり「絶対安全」ではないと思うんです。
柏木:まぁそうだね…。特に「ヤリモク」なんて人は少なくはないわけだし…。
岡ちゃん:人に勧める上ではそこってやっぱりネックになるというか…さこさんはどう考えてるんですか?
柏木:アプリによく言われる懸念点みたいなのって、結局は人間関係全般に言えちゃうことではあるかな、と思っていて。アプリじゃなくて知人の紹介だろうと初対面はお酒とか気をつけた方がいいし、知り合って間もない人の言われるまま着いていっちゃダメだし…。
岡ちゃん:まぁそうですね。「常識」を守りましょうという話ではあるというか。
柏木:うん、だから根本的には「自分次第」って言う気持ちが強いんだよね。アプリとかの危険をちゃんと理解した上で、「自分ルール」を決めて出会いを楽しむ。
柏木:やっぱり「異性との出会いを増やす」っていう目的に対しては、マッチングアプリは最適なツールなんだよね。出会いの数も、料金でも。
柏木:ただやっぱり危ない側面もあるから、このメディアはアプリをおすすめするのと同時に、アプリに関する正しい情報を発信していく。その両軸を大事にしてるかな!
以上でインタビューは終了になります。
今回話していて思うのは、柏木は「本当に」アプリをおすすめしてるんだな、ということ。
編集部員としても、身が引き締まる思いでした。


ところでこの記事、いつまでにあげる?

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